カーボンニュートラルに取り組むメーカーの課題解決に選ばれる、受託製造のメリットとは?
カーボンニュートラルに取り組むメーカーの課題とは?
≪課題1≫技術革新に伴う開発負担の増加
2050年カーボンニュートラルを達成するため、従来の製造プロセスの見直し、再生可能エネルギーの利用や、エネルギー効率の向上、新たな低炭素素材の開発が行われています。
開発現場では、
◆自社プラントで何十回にも及ぶサンプル作製
◆自社設備は既存製品で使うため今すぐ使えない
◆大規模な設備投資が回収できるか不安
など、開発者の負担は増え続けております。
≪課題2≫工程管理・リードタイム増加
工程が複雑なケミカルリサイクル(廃棄物を化学的に処理することで原料として再利用する)では、各工程ごとに委託先を探していませんか?
工程ごとに委託先を探すと、原料手配、生産納期調整、請求管理など委託先の数だけ、やることが増え、管理する手間やリードタイムが長くなります。
≪課題3≫カーボンニュートラルに関連する法規制への対応
◆日本のカーボンニュートラル関連法規制
・地球温暖化対策推進法
・エネルギー基本計画
◆世界各国のカーボンニュートラル関連法規制
・欧州気候法(EU)
・排出取引制度(EU)
・炭素国境調整メカニズム(EU)
・気候行動計画(アメリカ)
など多くの法規制があります。
これらの法規制に対応することが、企業の競争力を維持するための重要な要素となります。
課題解決に選ばれる、日本カラー工業の【連続工程の受託製造】とは?
「技術革新に伴う開発負担の増加」、「工程管理・リードタイム増加」、「カーボンニュートラルに関連する法規制への対応」に対して課題を感じる様々な業種のメーカーの開発・新規事業担当者から、日本カラー工業の【連続工程の受託製造】が解決策の一つに選ばれています。
●開発負担の低減
当社にある30種類以上の設備で、開発品の試作~量産までサンプル作製や設備投資など「面倒なこと」は、最小限に抑えた開発が可能です。限りあるリソースを新たな研究開発に集中させることができます。
●リードタイムの短縮
乾燥、混合、粉砕、ろ過、焼成など複数工程を一度にできる当社の受託製造は、各工程ごとに依頼していた委託先を1社にまとめることができます。これにより、管理する手間や生産におけるリードタイムを短縮することができます。
●法規制への対応
各種法令に遵守した製造設備を所有しており、危険物、毒劇物、特化物などの生産対応が可能です。
また、社外の安全衛生コンサルタントと契約し、専門家の指導を受けて、生産に取り組んでいます。
【連続工程の受託製造事例】廃棄される卵殻から合成するバイオセラミックス
乾燥、粉砕(乾式・湿式)、焼成、合成、ろ過、造粒など、10工程を1社で完結できる【連続工程の受託製造事例】をご紹介します。
連続工程の受託製造事例:卵殻からつくるバイオセラミックス
※ご紹介する内容は、お客様の秘密情報の漏洩や不正利用等を防ぐ為、弊社独自で作成したデータです。
工程1 デカンテーション(アルカリ浸漬→タンパク質の分解除去)
使用設備 | ラボテスト | 卓上ミキサ |
実機テスト | ディスパ(攪拌機) |
工程5 中和・溶解(硝酸カルシウムの合成)
使用設備 | ラボテスト | ラボリューション |
実機テスト | ディスパ(攪拌機) |
工程6 精製(不純物の除去)
使用設備 | ラボテスト | ヌッチェ |
実機テスト | カプセルフィルター |
工程7 反応・合成(ヒドロキシアパタイトの合成)
使用設備 | ラボテスト | ラボリューション |
実機テスト | ディスパ(攪拌機) |
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