Company's strengths

日本カラー工業の強み

日本カラー工業の強み

01

将来を先取りする
設備充実

私たちの最大の特徴は、受託専門のものづくり企業であること。化学品の外部委託をお考えの取引先様から、多種多様な案件を受託し、業務を行っています。受託案件には、一つとして同じものはありません。「こんな製品がほしいが、作れないか」というお客様の要望に応えるためには、あらゆるニーズに応えるだけの設備が必要です。私たちは、案件を受託するごとに一つひとつ設備を増やし、ミクロンレベルの粉砕、所定の温度による電子機器材料や触媒の熱処理などを可能にしてきました。当社の設備のすべては、外部受託のためにあります。今後は、将来の案件を先取りする形で、ナノレベルの加工を実現する設備を取りそろえるなど、取引先様の「こうしたい」を叶える設備をさらに充実します。
イメージ

02

試作にこそ全力尽くす

イメージ
お客様の思う製品を作り上げるには、試作の段階から全力を尽くす必要があると考えています。 試作は、ものづくりを形にするための「繭(まゆ)」を作る作業。ここをおろそかにしては、いい製品はできないとの考えから、試作こそものづくりの中核、という気持ちで取り組んでいます。2002年から受託専門メーカーとして業務を続ける中、多くの取引先様と末永い関係を築かせていただいているのは、試作のときから取引先様と密なコミュニケーションを取らせていただき、信頼を深めさせていただいているからだと思っています。当社の取引先様の多くが、10数年来のお取引をいただいている長年のお得意様。試作から本生産まではもちろん、取引先様の生産の一部分を当社に移すことも可能です。

03

少量から一貫生産するのが
他社との違い

超微粒子の製品や特殊な化学品を手がけているだけでなく、月間5~10トンという少量生産が可能なのも当社の特徴です。また、粉砕だけ、焼成だけに特化しているのではなく、微粉砕から分級まで、長い生産プロセスをトータルに手がけているのも特徴。取引先様が求める最終製品まで一貫して仕上げる生産を行っています。お客様にやっていただくことは「こんな製品がほしい」という要望を私たちに伝えてくださるだけ。依頼されたものを単に作るだけでなく、コスト面やスピード面にまで配慮した生産方法や設備利用のアイデアを練る「製法提案型」のものづくりに、これからも力を入れていきます。
イメージ

社長インタビュー

生産技術スペシャリスト企業

受託専門のものづくり企業。それが日本カラー工業の〝顔〟です。日本カラー工業は1963年に創業し、1971年には、安定剤生産の受託を始め、さらに2002年には、さまざまな取引先企業から化学品の生産を外部受託する「受託専門」の会社へと大きく舵を切りました。受託で求められるのは、取引先様の要望のお応えできるだけの「設備台数」と「生産技術力」です。化学品生産のプロセスには、粉砕、混合、乾燥、焼成などの工程があります。しかし、乾燥という工程ひとつとっても、多種多様な方式があり、つくるものによって方式を変える必要があります。それを叶えるのが「設備台数」。取引先様に「日本カラー工業でならこれができそうだ」と思っていただけるよう、ナノレベルのご依頼にも応えられる設備・装置の拡充に特に力を入れています。


そしていま、私たちが何よりも重視しているのが、「生産技術力」を高めること。取引先様からの「こんなレシピで作ってほしい」というご要望を満たすだけでなく、品質や生産効率をさらに上げるための設備の選定、生産技術の提案などを行うことで、取引先様のものづくり力を高めるお手伝いをしたい、と考えています。私たちが手がけているのは、電池材料、触媒、電子材料、衛生材料など、ITや健康にかかわる最先端の分野。これらは、今後もっと進化が予測される分野でもあります。私たちは、現在の生産技術だけでなく、少し先の将来をつくる生産技術を準備しておきたい。そんな思いから、引き続き「設備の拡充」と「生産技術力」を高めてまいります。