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スプレードライヤーの教科書:05粒子径コントロールの方法ーアトマイザーディスク噴霧方式の場合


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粒子径コントロールのポイント(制御因子)とは?

調製したスラリーから思い通りの乾燥粉末を得るためには、噴霧方式の特徴に合わせて撹拌条件をコントロールする必要があります。
アトマイザーディスク噴霧方式で粒子径をコントロールするには、アトマイザーディスク(ホイール) の種類やディスク回転数だけでなく、原液スラリーの性状も重要なポイント(制御因子) となります。ディスク回転数の変更だけでは、乾燥粉末が目標粒度に到達しない場合、スラリーの粘度(固形分濃度) を調整して、粒子径をコントロールする場合もあります。

もっと知りたい!アトマイザーディスク(ホイール)のタイプと特徴

当社のスプレードライヤーは、目標とする乾燥粉体の性質やスラリー特性に合わせて、
3 種類のアトマイザーディスク(ホイール) を使い分けて噴霧乾燥可能です。

粒子径コントロールにおけるスラリー粘度の影響

●噴霧条件

固形分濃度とスラリー粘度の異なる2 種類の炭酸カルシウムスラリーを用意し、アトマイザーディスク方式で、下記6 条件の噴霧乾燥テストを実施した。

●乾燥粉末水分率(%)

条件1 0.45
条件2 0.35
条件3 0.33
条件4 0.30
条件5 0.22
条件6 0.24

噴霧乾燥テストの結果から、スラリーの固形分濃度を変える=粘度を調整することで、粒子径をコントロールすることができました。
微粒子化するためには、スラリー粘度が高いと変形抵抗が増加する(レイノルズ数が低くなる)ため、より多くの動力、今回の場合はディスク回転数が必要でした。

 

今回の内容をまとめたPDF資料はこちら>>>

当社では、少量~大量生産まで対応可能なスプレードライヤーを取り揃え、幅広い受託加工に柔軟に対応可能です。
お客様のニーズに合わせて、スプレードライ前のスラリーの湿式粉砕やスプレードライ後の粉体焼成など、ワンストップ加工もお任せください!

▼設備仕様が気になる方はこちら

少量・研究開発向け スプレードライヤー(5号機)

小型・量産向け スプレードライヤー(1号機)

大型・量産向け スプレードライヤー(3号機)またはスプレードライヤー(4号機)*他工場と区切られたクリーンな環境

※下記PDF資料は、無料ダウンロード可能、無断転載禁止となります。

05粒子径コントロールの方法ーアトマイザーディスク噴霧方式の場合