スプレードライヤーの教科書:02 3つの噴霧方式
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3つの噴霧方式
目標粒度、原料スラリー特性( 粘度、固形分等) に合わせた最適な噴霧方式を選ぶことが重要です。
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アトマイザーディスク方式の特徴
最も汎用性が高く、微粒~粗粒まで、幅広い粒度域に対応可能です。アトマイザーディスク方式は、スラリーをディスク内に充填し、ディスクが高速回転することで、スラリーを噴霧します。工業用途で広く使われており、処理速度が高く、粒子サイズは均一=シャープな粒度分布になります。
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1 流体ノズル方式の特徴
よりサイズの大きい粒子をつくることができます。スラリーに圧力を加えながら、スラリーをノズル出口付近の溝に通し、スラリーに螺旋粒を与えて噴霧します。ディスク方式に比べ、大きいサイズの粒子を得ることができます。一方、液滴径が大きく、下方向に噴
霧するため、乾燥室を高く設計し、乾燥時間が十分取れるようにする必要があります。
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2 流体ノズル方式の特徴
より小さい粒子を作ることができます。1 流体ノズル方式にさらにエアーを加えることで、圧力を大きくしスラリーを噴霧します。そのため、1 流体ノズル方式、アトマイザーディスク方式に比べて、粒子径は小さくなります。
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