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【樹脂粉体の乾燥】するなら”超”効率的な撹拌・真空乾燥


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樹脂粉体に真空乾燥がおすすめな理由

樹脂粉体をはじめとする「熱に弱い=熱変性・分解しやすい素材」は、100℃以上の熱をかけると、
 ×形状変化
 ×変色
 ×添加剤が分解
 ×素材本来の性能が悪くなる
等の品質不良がおきやすい素材です。

このような素材には、真空下(-98kPa(G))(=圧力を下げた環境下)で、水分の沸点を下げ、低温乾燥可能な真空乾燥が有効です。

たとえば・・・
地上で水を沸騰させると 気圧1,013hPa・沸点約100℃
富士山の頂上で水を沸騰させると 気圧630hPa・沸点約87℃
これが真空乾燥の原理です。

"超"効率的な真空乾燥?!ができるナウタミキサの特徴(動画あり)

✓真空下(-98kPa(G))で、80℃以下の低温乾燥
真空度-95~-98kPa(G)、ジャケット式加熱:温水40~90℃、蒸気110℃により、熱に弱い原料の乾燥におすすめです。
※乾燥後水分率~0.5%(目安)

✓最大2,000Lの原料を一度に処理可能
一度にできる処理量が多いので、生産時間・コスト低減に繋がります。

✓自転・公転スクリューアームで混合・乾燥を同時に可能
円錐形の塔内壁面に沿って、片持ち構造のスクリューアームが自転(66rpm・定値運転)/公転(2.1rpm・IV制御)することで
原料粉体を効率よく混合・乾燥させることができます。
さらに比重差のある粉体が混ざった原料も、短時間で均一混合・乾燥させることができます。
※動画音声なし

少量・撹拌できない素材でも心配いらず!棚段真空乾燥機もあります

バラエティ豊富な設備が揃っている当社なら、少量(~720L)・攪拌できない素材でも棚段式の真空乾燥機で対応可能です。
さらに、他工場とは区切られたクリーンルーム(クラス100,000)内に設置しており、電子材料等のコンタミを抑えたい原料におすすめです。

日本カラー工業の棚段真空乾燥機

生産実績/真空乾燥機の設備仕様ページはこちら

  • 樹脂粉体(化粧品、電子材料用途など)
  • 樹脂ペレット
  • 無機粉体の表面処理

等の受託製造実績があります。

この他設備も併せてワンストップ受託製造で、生産コスト・手間を低減してみませんか?

今回の記事内容、受託製造等のお問合せはこちらからお願いします。

<設備仕様>