漂白したら…まさかのピンク
From,マチダ
あなたは、スープを飛ばさずにラーメンを食べ切る自信はありますか?
少量ずつそお~っとすする、いったん蓮華に乗せて食べる。
どんなに気をつけて食べてもスープが、、、
「白シャツだし、漂白すれば一発問題解決!!」
と思い、帰宅後さっそく漂白剤につけて……
「あれ!?ピンクになってる!!!!」
そんな経験、ありませんか??
今回は、身近なお洗濯の救世主!?なのに意外と正体を知らない「漂白剤」の化学をご紹介します。
漂白剤を使うと、なんで白くなるの?
漂白剤を使うと服が白くなるため、なんとなく洗剤と同じように汚れを落としているように感じますよね。
でも実際には、漂白剤は
汚れを落とすのではなく、化学反応によって汚れを変化させることで白く見せているだけなのです。
つまり、「洗剤は汚れを取り除くもの」、「漂白剤は「化学反応で色を見えなくするもの」なのです。
この2つ、同じように見えて実はまったく違う働きをしているのですね。
漂白剤を使ったのに、なんでピンクになったの?
では、色を見えなくして白くなるはずの漂白剤が、なぜピンク色を生み出してしまったのでしょうか。
ポイントは、先ほども登場した化学反応です。
漂白剤は化学反応によって汚れの性質を変え、色を見えなくしています。
ところが、その化学反応がいつも思い通りの結果になるとは限りません。
衣類に残っていた
皮脂
汗
化粧品
日焼け止め
などの成分と反応すると、本来は色を消すはずの反応が、逆に新たな色をもつ物質を生み出してしまうことがあるのです。
(理系の方、化学式でなんやかんやどうなるのか、教えてください… 文系のマチダより)
なんとも困った話ですが、化学反応のせかいでは「色が消える反応」もあれば、 「色が現れる反応」もあります。
白くなるはずだったシャツがピンクになったのも、その一例なのです。
あきらめないで、あなたの白シャツ
「えっ、それじゃもう元のまっさらな白には戻らないの?」と思ったそこのあなたへ。
ご安心ください!!
これまで説明してきたように、白シャツそのものがピンク色に染まってしまったわけではありません。
日焼け止めや化粧品、皮脂などの成分が漂白剤と反応し、その結果としてピンク色に見える物質ができているだけなのです。
ということは・・・
ピンク色の原因となっている汚れを取り除くことができれば、再び白く見える可能性があります。
漂白剤をしっかり洗い流して、洗剤でつけ置き・揉み洗いすることで、日焼け止めや皮脂などの汚れを落とします。
すると、ピンク色が改善する可能性がまだ残ってるらしいです。あきらめないで。
これで、ラーメンも思いっきりすすれますね!!わーい!!
原因が分かれば、ラーメンのスープで汚れた白シャツは元に戻せるかもしれません。
そして、化学反応を起こしてピンクになった白シャツも元に戻せるかもしれません。
大切なのは、「なぜそうなったのか」を知ること。
実はこれは、材料開発や受託加工でも同じです。
「できるか分からない」 「何を相談すればいいか分からない」
そんなお悩みも、素材の特性や加工方法を整理して原因が分かれば、思わぬ解決策が見つかることがあります。
日本カラー工業では、材料や加工に関するさまざまなご相談を承っています。
お困りごとがありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。





