日カラココカラ

化学用語も技術も、「それ、気になってた。」をほっとかない。

曲がりくねった~みち~の先に~♪ ―工場で使った水はどこにいくの?―


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From,マチダ

 

ある日の社用車での出来事。

 

大阪市内まで片道40分、山野(Lv.28)と訪問予定があったので、平成世代のヒットソングの話で盛り上がりました。

特に盛り上がってしまったのが…

 

曲~が~り~くねっ(↑)た~、み~ち~の先~にぃ~♪

 

少なくとも平成世代の方、この曲が流れると、もう…ハモらずにはいられないですよね。

 

普段はまったく歌わない私でも、これだけはどぉ~~〜してもハモってしまう。

 

爽やかな旅の途中にいる気分になります!!

 

実は、弊社にも毎日旅に出るモノがいます。

 

工場を出て、向かう先は――大海原。

 

そんな旅人の正体は、工場で使われた“水”

 

とはいえ水たちは、すぐに海へ旅立てるわけではありません。

 

海へ向かうには、旅支度をする必要があります。

 

今回は、化学工場で使われた水たち(排水)が大海原へ向かう前の、旅支度(=排水処理工程)をご紹介します。

工場で使われた水、なに入ってるの?

 

製造工程で使われた水(排水)は、決して「ただの水」ではありません。

 

原料成分が溶け込んでいたり、pHが酸性・アルカリ性に偏っていたり、微粒子や有機物を含んでいたり…

このまま外に流すことは、もちろんできません。

 

段階を踏みながら少しずつ“きれい”になっていきます。

排水処理のステップとその役割

 

それでは排水処理工程を3Stepで見ていきましょう!

Step1. 工場で使ったすべての水を集める

 工場のさまざまな工程で使われた水を一か所に集め、大きな汚れや油分を取り除いて、次の処理に備えます。

Step2.pH調整をして、凝集 → 沈殿させる

 水の性質(酸性・アルカリ性)を整えたあと、凝集剤を加えて細かな汚れをまとめます。

 まとまった汚れ(フロック)は沈んでいき、きれいな水との分離が進みます。

Step3.汚泥を濾して、きれいになった水を放流する

 沈殿した汚泥はフィルタープレスで脱水し、固形物として回収。

 キレイになった水はいざ大海原へ!

 残念ながらまだキレイになれなかった水はStep1の水槽へ戻ります。。。

大海原への旅立ち

水たちは、工場で働いた後の汚れを“排水処理設備”でしっかり落として、

 

大海原へ旅立っていきます。

 

かくいう私も、夜に飲んだお酒が翌朝まで残らないよう、

 

肝臓という名の“処理設備”にフル稼働してもらってから出社しています(^^)v

 

……そういえば、私の肝臓がアルコールをしっかり“濾して”くれているように、

 

工場にも同じく “濾してキレイにしてくれる” 設備があるんです!

 

その名もフィルタープレス

 

気になる方は、こちらをご覧ください!