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2026年7月1日

受託加工事例のご紹介:CO2を資源化する新素材「metacol™」の量産・スケールアップ

住友電気工業株式会社様・株式会社ナード研究所様との機能性素材「炭酸鉄」の量産・スケールアップに関する受託加工事例をご紹介します。
本件では、ラボスケール(約2L)での反応条件検討からスタートし、複数回の試作を重ねながら、最終的に1,500L規模での量産試作へとスケールアップを実現しました。 プロセス設計や設備条件の最適化、スケール拡大に伴う課題については、お客様と協議を重ねながら段階的に解決を図りました。 また、試作ごとのデータ共有や報告書によるフィードバックを通じて、安定した製造条件の確立を支援しています。開発初期から量産検討に至るまで伴走した一例です。

◆「metacol™」とは?
「metacol™」は、CO2と鉄を原料に工業的に生産される機能性炭酸鉄で、製造過程において排出ガス中のCO2を固体として固定化できる点が特長です。 エネルギーを多く消費する従来プロセスとは異なり、製造量に応じてCO2削減に貢献する“アップサイクル型”の素材として注目されています。 本技術は、こうした環境価値と技術的独自性が評価され、ものづくり日本大賞「経済産業大臣賞」を受賞しています。

(参照:住友電気工業株式会社「metacol™」特設サイトより)