アセトン、焦っとん?
From,マチダ
先日、デスクの下にどうしてもフックが欲しくて、瞬間接着剤でフックを付けました!
…が、デスクのワークスペースにも接着剤をつけてしまい、接着剤の跡が残ってしまったのですTT
目立つところだし、どうにかして落とせないものかと焦っていると、
「アセトンなら落ちるかもね。。。」
と隣で「なにしとん」と今にも言いたそうな山野が、神アドバイスをくれたのですが、、、
ア・セ・ト・ン、、、アセ・トン、、、汗豚??!?!?
文系マチダがどれだけ脳内サーチをかけたところで
焦って汗をかいてる豚、しかでてこない・・・。
アセトンとは?
アセトンとは、ひとことで言えば
油や樹脂を溶かす液体らしい。
でも、「油や樹脂」って言われても、ピンとこないですよね。
実際、アセトンで溶かせるものを調べてみました。
| 溶かしたいもの | 溶けやすさ |
| 油性ペンの跡 | ◎:ほとんど溶ける(落ちる) |
| 思わず付いてしまった瞬間接着剤 | 〇:だいたい溶ける |
| マニュキュア | ◎:除光液の主成分なので溶ける |
| ペンキ・塗料 | △:落ちるけど、素材も溶かす危険あり |
これを知ると、「アセトン1本でお掃除無敵じゃん!」と思ってしまいますよね。
でも――実はここに、忘れてはいけない落とし穴が。
取扱注意:アセトンは“燃えやすい”!
アセトンの沸点は約56℃、引火点は約-18℃。
つまり、揮発しやすく、燃えやすいという特性を持っています。
強い溶剤パワーの代償として、取り扱いには注意が必要。
火気厳禁(ストーブ・ドライヤー近くNG)
換気をしっかり
ゴム手袋・保護メガネがあると安心です。
実は“体の中”にもアセトンが!?
強い溶剤と聞くと、毒々しい感じがしますが、
驚くことにアセトンは人の体の中でも発生しているのです。
体脂肪が燃焼されると出てくる「ケトン体」のひとつ、
これもアセトン。
つまり、“焦って汗をかいてる豚”ではなく、焦っている私たち自身が、
ほんの少しアセトンを出してるわけです。
結局、デスクの接着剤の跡はどうなったかというと……
アセトンの臭いと真夏の暑い中で換気をしていることに文句を言われながら、
少しずつふき取って、なんとかきれいに落とせました!✨
アセトン(汗豚)には――
「焦っとん?」より先に「換気しとん?」が正解でした🐽💨
ご安全に!





